絵本を見たときの子供が、本能的に顔を輝かせるのは何故でしょう?
メディアや印刷とは、人の考えを世界へ自由に広げてくれるもの。そして、情報や真実を伝え、感動や喜びを生み出すものだと思います。私たちがつくるインキは色ですが、絵本などのメディアになることで、無限の可能性があります。だから、私たち久保井インキはメーカーであると同時に、情報産業も担っていると考えています。その発想からインキの存在を考えると原材料を加工して、人々のニーズに合う色をつくるだけでなく、様々な機能開発へも目が向きます。
次世代へ向けて、何をすればいいのかを考え、行動することは、産業や社会全体の発展にも貢献すると思います。
それだけに私たちの責任は決して小さなものではありません。環境や人々の安心・安全への配慮、情報取扱など多岐に渡ります。
ステークホルダーのことを考え、事業を推進することが、微力ながらも久保井インキの存在意義だと思います。
紙の上に4色のインキを乗せればよい印刷の時代はかつての姿。私たちは、未来の人々の喜びを想像し、これからも様々な可能性を模索し、製品としてお届けしたいと考えています。
私たち久保井インキは、社会に参画する一員であることを強く認識し、自己の利潤追求のみに因らず顧客満足、社員満足、社業発展の三つの調和により、社会に貢献する企業でありたいと考えています。そして、私たちの企業活動の充実が、さらに豊かな社会をもたらすことにつながると信じて、日々研鑽を続けます。