皆さまは、「最高の人生の見つけ方」という映画をご存じでしょうか。
ジャックニコルソン演じる勤勉実直な自動車整備工と、モーガンフリーマンが演じる大金持ちの豪腕実業家が共に余命宣告を受け、死ぬまでにやっておきたいことをどんどん実行していくという物語です。
映画では、「荘厳な景色を見る」「赤の他人に親切にする」「涙が出るほど笑う」や、「スカイダイビングをする」「ムスタングを乗り回す」「ライオン狩りをする」「世界一の美女にキスをする」など、想像するだけで楽しそうなものや、漠然としてイメージが沸かないものもあります。
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これらを書き出したリストが「The bucket list(バケットリスト)」といい、日本語にすると「バケツリスト」や、「棺桶リスト」と呼ばれており、「死ぬまでにやりたいことリスト」と考えればイメージし易いと思います。
ここで改めて質問です。
皆さま、ご自身の「バケツリスト」をお持ちでしょうか。
私はそんなリストは作ったこともなかったのですが、10年ほど前に自分だけの「 死ぬまでにやりたい100のこと 」のリストを作りました。(実際には65個しか埋まっていませんが・・・笑)
リストを作るのは簡単!移動の電車の中やパッと思いついた瞬間にそれを忘れず書きとめるだけ。ですが意外に熱中してしまい、新幹線の中で2時間半ずっとバケツリスト作りに耽(ふけ)ったこともあります( ^^)
バケツリストを考え始めると、基本的には経験したことがない「やりたいこと」が浮かびます。当然楽しいし、思わず一人笑いしてしまい、周囲をソワソワさせる事もあったと思います。
実際に作ってみると、できそうなこと、かなり困難を伴いそうなこと、そのうちにできそうなことなど様々です。
ちなみに私のリストの1番最初は「オーロラを見る」です。私のバケツリストを見ていると、〇〇へ行きたい(例:世界三大瀑布制覇)、多少の運が必要なもの(オーロラを見る)、そして旅先のアクティビティ(ピラルクを釣る)などとなっており、旅行絡みが多いです。
なかには嘘みたいな 「やりたいこと」 もあります。海鮮大好きと言いながら牡蠣が苦手な自分にとって、海のミルクと呼ばれる生ガキを美味しく食べてみたいというのは本当に価値のある事です。(こちらは残念ながら今のところ未達成です)
他にも、ドロップキック、リー即ツモ純チャン三色一盃ドラ4、刑務所の飯など、つまらない?ものもあれば、ギターで1曲演奏、チューブライディング、エイジシュートなど、練習を重ねることでしか達成できないもの、奇跡の生還、戦闘機で6G旋回、宇宙旅行など、ちょっと現実的ではなさそうなものまで本当に盛沢山です。
不思議なもので、バケツリストで見える化することで、これらの「やりたいこと」に言霊が宿るような気がします。
私の場合ではありますが、富士山登頂、雪の壁、混浴、田植え他多数のやりたいこと(詳細は、すみません!内緒です!)が、ほぼ毎年のように達成されています。
バケツリストにすることで、意識も変われば行動も変わり、日常生活を送っているだけで幾つかの気づきもあると思います。今までなら見逃していた案内や、ちょっとした声掛けにも反応し、参加してみたり、少しだけ足を伸ばしたり、ほんの一歩を踏み出すだけで自分の世界が拓けていく事に気が付くようになることでしょう。
私のバケツリストにはまだ未記入の場所が多く残っていますが、何年か前に最後の行に書き足したことがあります。間違いなく言霊は宿っていることでしょう。
あとは、どれ程強い思いを持てるか。
え?何を書き足したのかって?
それは何年か経って、その夢が叶ったときにお答えさせて頂きます!
皆さまもぜひバケツリストを作り、やりたいことを実行に移していきましょう!
ペンネーム トマト祭り