とある晴れた吉日に、バイクで高速を使わずに名古屋のバンテリンドームまで片道5時間かけて野球を見に行ってきました。
到着したら同じ歳の唯一のプロ野球選手福留選手が看板でお出迎えしてくれました。
30年ほど前に、彼がPL高校時代に彼がでている甲子園の予選試合を友人と見にいきました。彼が外野にヒットを打ったと思って振り返ればもうすでに三塁ベース上に立っていて、なんて足がはやいんだとビックリしたのを今でも覚えています。
試合は中日大野投手、阪神青柳投手のエース対決です。
大野投手があれよあれよと投げているうちに球場内が変な雰囲気になってきました。9回表まで1人もランナーもヒットもない完全試合をしていたのです。9回もマウンドにあがり味方のファインプレーもあり、9回まで完全試合を達成しました。
裏の中日の攻撃で得点すれば完全試合達成です。
しかし阪神青柳投手も素晴らしいピッチングで中日の得点を許しませんでした。
10回ツーアウトまで大野投手は完全試合を継続して、残るは虎の至宝佐藤輝明選手を抑えれば再度完全試合達成のチャンスとなります。佐藤選手に投じた魂の球が見事にはじき返されツーベースになり、完全試合はなくなりました。
その裏、中日が得点をとりサヨナラ勝ちしました。
人生に一度見れるかどうかの完全試合は見れませんでしたが、大野選手は記録よりもチームが勝ったことが嬉しいとインタビューで語っていました。
長時間バイクでお尻が少し痛かったですが、最高の試合を見ることができました。両チームに感謝します。
営業部HD