年始から、今年は例年になく忙しく感じる。
そんな中、仕上げの工程がピンチに。
この寒さのせいか、体調不良のために、仕上げ担当が出てこられない時間帯もできている。
僕は自分の業務上、多少のお手伝いしかできないが、このおおきな穴を埋めるべく入った課長は、朝から大忙しだ。
仕上げと一言でいっても、その内容は細々としていて多岐にわたる。もちろん自分の仕事もこなさなければならない。一息つく暇もない。
さて、こうした忙しい時に気を付けることとは何だろう。
僕の経験上、それは決して慌てないことだ。
忙しい時ほど慌てず、丁寧にやる。
急いでいるからといって、手順を飛ばすのもダメ。
必ずミスるし、焦ることでさらにミスを重ねる。
慌てず、いつも通りの手順を踏むことがポイントだろう。
…と、ここまで書いてみたが、こんなことでまくられる製造部ではない。
まして、社内の人間なら周知のことだが、課長は落ち着きの塊のような人で、何事にも取り乱さない。だからこれまでのことを、僕は、自戒の意味を込めて書いている。
午前中は営業部の応援もあり、来週には少し落ち着くようだ。
週末には忙しさを乗り切った達成感と、心地よい疲労感とともに、いつもより美味しいお酒が飲めるのだろうか。
久保井インキ株式会社
製造部「461浜」