みなさんこんにちは!
6月9日はロックの日ですね。
皆さんはどんな音楽をお聴きになりますか?
ロックの日なのでロックバンドをご紹介。
2022年のロックの日に紹介するのはこちらのバンド。
「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」
ミッシェルガンエレファントです。
ミッシェル、TMGE、と略されます。
2003年に解散してしまいました。
ちなみに2021年のロックの日はBlankeyJetCityを紹介いたしました。
この2バンドは同時期に活動していたこともあり何かと比較されがちです。
ブランキーが球種が豊富なピッチャーだとすると、ミッシェルは変化球なし!緩急はあれど基本的にストレートで勝負のピッチャーでしょう。
ブランキーが荒れ球上等の見て(聴いて)いてハラハラするピッチャーだとすると、ミッシェルは安定感が抜群で安心して見て(聴いて)いられるピッチャーだといえます。
ミッシェルガンエレファントは4人組。メンバー各々の上手さは言うまでもありませんが、特筆すべきはボーカルのチバユウスケ氏。
チバ氏の歌メロは所謂売れ線のメロディではないのに聴きやすいのが特徴だと思っています。ロックに日本語を乗せるのは難しいと言われますがそれをサラリとやってのけます。
そしてこのルックス。人気が出ないわけがありません。
ブランキーはクセの塊ですがミッシェルにクセはありません。
これだけ聴きやすいとなるとコアなロックファンからはスルーされそうですが、そのようなことはなく、硬派なスタイルと音楽性は多くのロックファンに熱烈に支持されました。
また、ミッシェルの大きな功績としてロックリスナーを増やしたことではないでしょうか。
普段はロックを聴かないけどミッシェルだけは聴くという層が一定数いて、実際に私の周りにも何人かいました。
ライブではリーゼントをバチバチにキメたお兄さんはもちろん、ロックにまるで興味がなさそうなお姉さんもおられました。
ここでファンの間では有名なエピソードを。
ある日のミュージックステーション、ミッシェルガンエレファントは初出演で、この日の目玉ゲストは当時流行していたロシアの女性ユニットのタトゥー。
当時かなりの人気のタトゥーが初登場ということで注目されたのですが、オープニングには出てきたものの、歌の出番になっても登場しない事件発生。
出演者の順番を変え、タトゥーの出番を最後にしても出てこない。タモリさんがひとこと。
番組に穴を開けるわけにもいかない。そこで白羽の矢が立ったのがミッシェルガンエレファントです。
すでに演奏を終えていましたが急遽2曲目を演奏することを求められて快く快諾。
そのとき出演していたV6のイノッチさんも当時のことをこう語っています。
芸能界きっての良い人イノッチさんが言うなら間違いありません。
リアルタイムでテレビを観ていた私も大変印象に残っていますが、残念ながらミッシェルは同年に解散してしまいました。
それでは最後に一曲ご紹介。
「why do you want to shake?」
3分足らずにミッシェルの魅力が詰まっており、今は亡きギターヒーロー、アベフトシさんのひたすらカッコいいギターが聴くことができます。
6月9日ロックの日、皆さんはどんなロックをお聴きになりますか?
営業部 Y.I