最近は、日中の気温も上がり過ごし易くなりましたね、製造部の勝です。
暖かくなって来たのでバイクのグローブを冬用から春用に交換するためバイク用品店に買い物に行って来ました。
しばらくは、つらい冬の通勤から解放されます、まぁ直ぐに暑さでつらい季節が来ますがね。
買い物を済まして車で帰ろうとしたら、駐車場入り口で一台のバイクが転倒していました。
すぐに起き上がるだろうと待っていたのですが、どうやらバイクを起こせなさそうです。
道を塞ぐ形で倒れていたので、自分の車を先頭に渋滞しだし始めたので手伝いに向かいました。
自分「大丈夫ですか?ケガして無いですか?起こせますか?」
相手「あっ ちょっと膝が…」と、か細い声での返事、ガッチリしたプロテクター入りのライダーズジャケットを着てたので気付かなかったですが、女性ライダーでした。
ここは男としては、気合いが入る場面だと思いませんか?男性の皆さん?
自分「バイク、起こしましょうか?」
女性ライダー「すいません、お願いします」
とは言ったものの、倒れていたのはこちらのバイクです。
俗にリッターバイクなどと言われる大型バイクです、後で調べてみたら200キロ以上あるみたいです。自分も免許を持ってますが普通二輪なので、こんなに大きいバイクは乗ったこともなければ跨がった事もありません。
教習所で習ったやり方でポジションに付いて持ち上げてみます「ふん!」
お、重い(泣) これは、ちょっと無理かもと思った、その時頭の中でもう一人の自分が囁きます。「おい!勝!日頃のトレーニングはこんな時のためじゃないのか!」
そうです!こんな時のためと、お姫様抱っこをする為に鍛えているのです。
気を取り直してもう一度挑戦です、フルパワー!!
なんとか起こす事に成功です、本気出せばこんなもんですv
起こしたバイクを駐車場の端に移動させ怪我の具合も大丈夫そうなので、車に戻って帰宅する事に。
去り際に彼女の方を見ると深々と頭を下げてくれていました。
彼女の瞳がハートマークになっていた様に見えたのは、僕の気のせいでしょうか(笑)
翌日、腰が痛かったですが、人助けは良いものです。
製造部 勝