2021年3月15日に放送された、MBS(毎日放送)の情報番組「ミント!」にて、弊社が導入しました、新型コロナウイルスワクチン接種支援制度が紹介されました。
『ワクチン休暇』新設した大阪の町工場 吉村知事「企業での集団接種も」
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、河野太郎行革相は自身のインターネット番組「たろうとかたろう」で、接種のために会社を休む「ワクチン休暇」を取れるようにしたいと話しました。
「いろんな会社にワクチン接種のときに『ワクチン休暇』をお願いするのかなと。あるいは『副反応の時には休んでください』というのを認めてもらうのかなというのを検討しているところです。現役(世代)が打つときになったら、そういうことを経済界とも相談していきたいと考えています。」
こうした中、ワクチンを受ける従業員への独自の支援策をいち早く考え出した会社が大阪にあります。大阪市東成区のインク製造会社「久保井インキ」では、ワクチン接種を希望する社員に対して特別有給休暇の制度を新設しました。
(久保井インキ 久保井伸輔社長)
「平日の昼間に(仕事で)ワクチンの接種に行きたくてもなかなか行けない。『会社を休んでワクチン接種をしてほしい』。そういう気持ちで特別な有給休暇制度を作りました。」
さらに、接種を終えれば1万円の奨励金も支給するといいます。
(久保井インキ 久保井伸輔社長)
「(ワクチンで)免疫を獲得することで、久保井インキが安心安全、そういう会社であるということを社会に広げたい、そういう気持ちがありました。大阪の町工場であっても、ワクチン接種を支援することで集団免疫獲得への一助になれればと。」
今後は接種後に体調不良になったときも、「特別有給休暇」を適用できるよう検討していくといいます。今回の取り組みについて社員は…
(社員)
「すごくうれしいなというのと、会社がすすめてくれることで、こちらもお願いしやすくなるので。接種しやすいなと思います。」
(社員)「(制度を)いち早く取り入れてくださるのはありがたいなと思いました。平日に接種に行ける、人混みが少ないときに行けるのはありがたいです。」
ワクチン休暇を巡っては、大阪府の吉村知事も賛成だとしたうえで、「働く人が多く集まる大阪市内で、企業の集団接種ができるようにしたい」との考えを示しました。
(大阪府 吉村洋文知事 3月15日)
「現役世代にワクチンをできるだけ早く安定的にいきわたらせるためには、河野大臣ががおっしゃったような『ワクチン休暇』も重要。あわせて大事なのは、企業での集団接種もやるべきではないかとな思っています。(働く人が集まる)大阪市内でワクチンが接種できる体制が整えば、現役世代へのワクチン接種はかなり早く進むのではと思っています。」
原文まま転載
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/03b3a098d0e32ba8e68b793e1389f076b72a7480(現在はリンク切れになっています)
制作著作:MBS