岡村靖幸というアーティストの代表曲でカルアミルクという曲があります。1990年リリースの曲です。
ミスターチルドレンの桜井氏がBANK BANDの2004年リリースの沿志奏逢というアルバムでこの曲をカバーしたのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
余談ですが、桜井氏は若い頃に岡村靖幸のこのカルアミルクを含む「家庭教師」というアルバムを聞いて、『悔しいながらも岡村靖幸の才能に打ちのめされて、わざわざ岡村靖幸のものすごさを説明するまでもなく、聴いてない人にはただただ同情する。僕は岡村靖幸PART2になりたいと悪戦苦闘しながら、音楽と愛し合っている』と1996年の月刊カドカワという音楽雑誌で語っていたそうです。
多数のミュージシャンに衝撃を与えていたその頃、当の岡村靖幸、ご本人はスーパーファミコンの面白さにハマってしまい、こんなに面白いものが世の中にあるなら、音楽なんかいらないんじゃないかと他のミュージシャンとその才能を戦うのではなく、ファミコンと音楽でどちらの魅力が凄いかで、戦って悩んでいたそうです。
悩んだ結果、せっかく生まれてきたんだから、自分にしかできない、スーパーファミコンやディズニーランドの魅力に負けない、誰も聞いた事のない音楽を作り続けていこうと決意をあらたにされたそうですが。。
リアル天才エピソードですが、閑話休題
カルアミルクの歌詞の内容はお酒の弱い主人公が、お酒の強いフリをして、美味しいと思っていないバーボンなんかをカッコつけて無理して飲むような退廃的な生活をすごしていたのですが、だんだんと無理をせず、自分に素直になってきて、本当に美味しいと思っているカルアミルクを喧嘩して、疎遠になっている元彼女と六本木で会って飲みながら、仲直りしたいなぁという内容の歌詞です。
私もこの歌に幼少期から思い入れがあって、幾十年、いつか機会があれば六本木でカルアミルクを飲みたいと思ってました。
中々、六本木という場所にご縁がなく、ましてや六本木で飲む機会もなかったのですが、何年か前にたまたま、同じ岡村靖幸ファンの人と一緒に、六本木でカルアミルクを飲むことができました。その時の写真をブログにさせて頂きます。
お酒がかなり弱い私も、この時はなんとかグラス一杯のカルアミルクを飲み切ることができました。
営業部 HD