15年以上は前の話になります。
私の地元の豊中の曽根駅の近所に餃子の美味しいかっぱ天国というお店がありました。
台湾出身の黄さんが神戸の六甲ではじめたお店で、曽根店はそこで修行された大将がやっていました。私の一家はそこの味噌ダレで食べる餃子が大好きで、ソウルフードでした。
曽根店の大将がなくなり、店が閉店となりました。六甲店はそれより前に黄さんが高齢となり、台湾に帰られたため、閉店しておりました。
ソウルフードが食べられなくなり、ぽっかり心に穴が空いたような気持ちで、外を歩いていたらいつも車にクラクションをならされるような落ち込んだ感じで、数年を過ごしておりました。
たまたま六甲に住んでいる母親の大学の同級生が、私の家に遊びにきて、その人も六甲のかっぱ天国のファンだったのですが、黄さんの弟子はまだ2人いて、豊中と横浜らへんで店をだしているはずという貴重な情報をくれました。
当時、インターネットで調べてみると横浜の方の店はわからなかったのですが、豊中市の夕日丘にかっぱ天国があるというのがわかりました。
その日のうちに兄と2人でかけつけて飽きるほど餃子を食べました。
そこから十数年がたち、マスターも大分歳を重ねてこられましたが、いつまでも続けて欲しいです。
写真の餃子は6人前ですが、1人でも、いつもこれくらい食べております。味噌ダレが最高です。
営業部 HD