8年ほど前に買ったデジタル時計があります。
名前は「スントベクターノーザンホワイト」という品名で、その名前の由来は北欧の真っ白な大地に紫のオーロラが光ってるイメージで時計がデザインされたからだそうです。
何年かぶりにつけてみようと箱からだしたらその時計の自慢の白いプラスチック部分が時間経過でかなり黄色く黄変してました。暗所黄変という症状です。
これでは「スントベクタートットリサンドブラウン」ではないかと感じました。
これはこれで味があって非常によかったのですが、デザインしたフィンランドのデザイナーの意図とはずれた外観となり、そのデザイナーに対して少し申し訳ない気持ちになりました。
そこで、プラスチックの黄変を取り戻そうと取り組みました。それをブログにします。
調べてみると過酸化水素水と漂白活性化剤を含んでいる洗濯の漂白剤につけて、紫外線をあてると白くなるようなので、色々調べて該当する漂白剤や容器を購入して、時計も防水機能がついているのを確認してから、セットしてベランダに置いてみました。
2日目の夜に仕事から帰り、暗いベランダから漂白剤パッケージを取り出して、明るい部屋で恐る恐る時計をみてみました。。
するとボヨヨーン!!なんと真っ白に戻っていました。買った時よりも白くなっているのではないかと思うくらいホワイトです。綺麗です。
かかった費用は私の労働費と両面テープ代を除いて計算したら170円ほどでした。
弊社も紫外線ですぐ乾燥するUVインキを販売させて頂いておりますが、また紫外線の不思議な力に魅了される出来事を体験しました。
※ただ、たまたま私の時計は白くなったのですが、何らかの反動やデメリットもあるかもしれませんので、同じ様にプラスチックの黄変を白く戻してみようという方は、くれぐれもご自身の責任でのチャレンジをお願い申し上げます。
久保井インキ株式会社
営業部 H.D