「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が6月に始まるユネスコの世界遺産委員会で、正式に登録が決まる見通しになりました。
「百舌鳥(もず)・古市古墳群」は3回連続で国内推薦から漏れるなど登録勧告までは苦労があったようです。
推薦から漏れた一因として地上から古墳全体が見渡せないなど景観に課題があったといわれています。
「百舌鳥(もず)・古市古墳群」とは大阪府南部にある堺・羽曳野・藤井寺の、3市にまたがる89基の古墳群の総称で4世紀後半から6世紀前半にかけて造築されました。
このなかで世界文化遺産への登録の対象は、仁徳天皇陵や応神天皇陵など5世紀に築造された古墳を中心に49基です。
国内最大の前方後円墳の仁徳天皇陵古墳はエジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝と並び世界三大墳墓のひとつといわれています。
私の地元、堺市には仁徳天皇陵があります。
いつでも行ける、身近にあるという感覚だったので特別に意識したこともなく、また歴史学・考古学という類にはあまり興味がありませんでした。
しかし世界文化遺産登録を機会に少し勉強してみようかなと考えています。
久保井インキ株式会社
業務部 M