学生時代からの趣味のひとつで靴磨きがあります。
つま先に艶をだすのはずっとあまり魅力を感じなかったのですが、最近、自分自身が加齢により発する輝きが少なくなってきたので、せめて靴くらいは輝きを発する事ができればいいなと思い、やっております。ネット検索したり、靴磨き専門店の店員さん、東急ハンズの店員さんなどに教えてもらい、カーフという子牛の革の素材でしたら、素人レベルですが、少し輝きをだせるようになりました。下のがカーフです。
ちなみにつま先やかかとだけ艶出しをするのは靴の可動部分に何層もの光沢膜を作ってしまうと可動するとひび割れして逆に汚くなってしまうからです。どうでもいい情報かもしれませんが。閑話休題。
ただ、下の二足のコードバンという馬のお尻の部分の革だと中々、つま先に艶がでないと苦労しております。
カーフだと油性クリームと一滴の水を垂らして何層にも磨き上げると光沢が出るのですが、コードバンはそう簡単にいきません。
一滴の水のかわりにコンパウンドや、ウィスキー(モルトドレッシング法)、無鉛エタノールを使う方法もあります。まだまだ艶出しに関しては見習いなので、コンパウンドしか試せておりません。試行錯誤して、また満足のできる下の写真のような光沢が出せるようになれたらブログにアップしたいと思います。
ただ磨いた靴は履かずにそれを見ながらウィスキーを飲むだけですが。
久保井インキ株式会社
営業部 H.D