12月上旬、三重県の赤目四十八滝を訪れました。
紅葉が終わりかけの静かな山道を、カサカサと落ち葉を踏みしめながら歩く。
天気は快晴、滝の水量は控えめ。つまり、雨不足。
それでも人は少なく、ゆっくり自然と向き合える贅沢な時間でした。
入口付近には、口からチョロチョロと水を吐くサンショウウオのオブジェが出迎えてくれます。
かわいいんだか不気味なんだか、いや、たぶんかわいい。
片道2時間のハイキングは、紅葉の名残や水面に浮かぶ落ち葉を楽しみながら進みました。
到着した滝は、これまた控えめな流れ。
でも静寂の中で見つめると、「ああ、これもまた良い」と思える景色です。
帰り道は行きよりもなぜか短く感じ、1時間ほどでスタート地点に戻りました。
こういうとき、人間の脳って不思議だなと思います。
さて、本日のハイライトはここからです。
駐車場に戻るやいなや、私のお目当て「へこきまんじゅう」!
赤目四十八滝近くの「たまきや」さんで売られているこれ、さつま芋スイーツ界の頂点に君臨していると信じて疑いません。
その正体は、さつま芋を練り込んだ生地で作られたスイートポテト風のお饅頭。
ラインナップはなんと定番7種類に加えて季節限定もあるとか。
私の推しは、シンプルな「へこきまんじゅう(さつまいもの生地のみ)」と、意外性のある「へこきち(チーズ&クランベリー)」。
名前のインパクト、見た目の素朴さ、そして味の本気度。すべてが絶妙です。
隣で初めての人たちが1個ずつ買っているのを横目に、私は黙々と20個お買い上げ。
「たくさん買いすぎじゃない?」という視線を感じつつ、心の中で「これ食べたら後悔するよ、少なく買ったことを」と呟きました。
ぜひ皆さんも、赤目四十八滝を訪れる際には「たまきや」さんに立ち寄り、この絶品スイーツを堪能してください。
そして、へこきまんじゅうを手にしたときには、心の中でこう呟いてください。
「これがさつま芋の奇跡か」と。
営業部 I
赤目四十八滝