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ラベル新聞に大阪・関西万博出展が掲載されました

  2024年04月16日

2024年4月15日発行のラベル新聞1314号に、弊社のEXPO2025 大阪・関西万博出展に関するインタビュー記事が掲載されましたので、お知らせ致します。

概要

久保井インキ株式会社は、来たる2025年に「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪夢洲で開催される「2025年日本国際博覧会」(略称「大阪・関西万博」)へ出展することが決定しました。

――大阪万博へ出展するそうですね
「理由を端的に言うと、とにかく『出たかった』という一言です」


――シンプルですね
「地元大阪で万博が開催される機会など、この先まずない。久保井インキは大阪万博に出展するぞ!と、2019年の年頭のあいさつで全社員に向けて宣言しました」


――出展形態としては
「『大阪ヘルスケアパビリオン』というパビリオンの中で、大阪の中小企業やスタートアップ企業の技術・サービスを展示する〈展示・出展ゾーン〉への出展を目指し、選考に選んで頂きました」


――そこに何を披露することを考えていますか
「当社が得意とする『香り印刷』をキーにします。とはいえ、ただ香りの印刷物を並べるだけでは面白くない。大阪万博では、香りと健康増進を訴えるものを提示します」

――チャレンジングの根底にあるものは
「1970年の大阪万博では、「人間洗濯機」が話題を集めました。万博とは、今ある技術を〝さあどうぞ〟と提示する場所ではなく、こんな未来になればいいね、こんなことが実現したらワクワクするね、というモノやコトを示してみせる場。それこそ後世に語り継がれる人間洗濯機が象徴的です」

「一方で、荒唐無稽で無責任な夢物語ではダメ。今ここまできていて、この先はこんな未来が待っているという実現可能性の伴う責任ある展示も求められます。久保井インキのコアコンピタンスは、インキであり香料の制御。これを印刷以外に活かしていく挑戦です」

――印刷インキを越えたアウトプット策を探ると

「メディアは、紙か?フィルムか?という議論では従来通り。今回、アート作品をメディアにすることを掲げています。国内含めアジア全体を対象としたアーティストの発掘を進めており、絵画や彫像などの作品に認知機能向上の香料を組み合わせたアートワークを目指しています」

――夢は広がります

「万博参加の真の目的は、万博への参画を通じた社員の意識高揚、モチベーション向上への願いです」

積極的にアーティストの発掘も行う。写真はUNKNOW ASIA2023久保井インキ賞を贈呈したアーティスト、こももさん。
こももさんのInstagramはこちら

――その狙いと期待を
「入社以来約30年に渡り、我々世代は価格交渉に終始してきました。現在行っている価格交渉は、自らの企業価値を取り戻すことだと考えています。それをしっかり実行するのが、これまで本質的な値上げをしてこなかった我々世代の責任と捉えています」
「大阪万博の参画を経て久保井インキがどう変容を遂げるか。業務への誇りや企業価値を再構築していくことを期待したいですね」

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