また釣りの話なのですが、三月になって勇躍出かけた今年最初の釣行の画像はありません。
坊主でした。
正確には、前日にスーパーで仕入れた「予備の餌」のバナメイエビで、カサゴを一匹だけ釣ったのですが、カウントすべくもない小魚です。
その日は暖かいという予報だったのですが、いざ向かうと明石の港は曇天で寒く、鈍色の暗い海には、いかにも気配がありません。有名なポイントにカレイを狙った小遠征だったのですが、1000円の虫餌代と高速代が虚しくなっただけでした。予備なんて不要でした。
去年はこんなのが釣れてくれたのですが、それ以来、姿を拝んでいません。まだ五月くらいまでチャンスはありますが、食いが気まぐれな冬から初春の魚なので、狙って釣るには結構な忍耐力が必要とされます。
ちなみに、カレイという魚は、海底で横になって寝るスズキの個体から進化していったと考えられているそうです。だから(でもないですが)元来ずっと寝てるような魚なのかもしれません。近日また叩き起こしにいきたいと思います。
久保井インキ株式会社
営業部 H.I