2023年6月14日に発表されました、REACH規則のSVHC(高懸念物質)第29次改訂に関し、各種電子部品のマーキング向けUVインキの適合が確認されましたのでお知らせ致します。
弊社の電子部品のマーキング用UVインキは、長年のUVインキ開発の経験により、多くの版式や被印刷体への対応と、適正硬化が可能な最適な濃度と開始剤の設計により、印刷適性に優れ、耐熱性、耐溶剤性、接着性、低ハロゲン等の様々な適性を持ち合せており、アルミ電解コンデンサ、タンタルコンデンサ、回路保護素子、各種フィルムコンデンサー、IC(集積回路)のマーキング等で実績を伸ばしています。
また、新開発のUVエース 6900は、印刷適性、硬化適性、被膜適性、RoHS対応、SVHC対応に加え、従来は困難であったハロゲンフリーを達成(理論値)。更なる使い勝手の向上と品質・環境対応を実現しました。
現在の主要な電子部品用UVインキのラインナップと適性は以下の通りです。
これら以外にも多くの電子部品マーキング用インキの設定がございますので、ご不明な場合はお問い合わせください。
製品名 | 低ハロゲン | RoHS2.0 | SVHC適合 (29次まで)*1 | 意図的ハロゲン添加量(ppm)*3 |
UVエース LP N8 | △ | 〇 | 〇*2 | 200~500 |
UVエース LP N9 UVエース 6900 | 〇 | 〇 | 〇*2 | 0 |
*1:SVHCへの適合は、指定化学物質の含有量がSVHCが定める閾値未満であることとしています。
*2:29次まで適合です。
*3:理論値
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久保井インキ株式会社
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