109シネマ箕面で公開を楽しみにしていた映画をみてきました。
題名は『AIR』でNIKEという有名なスポーツブランドがいかにして今みたいにアメリカを代表する企業になったかを題材にした映画です。
監督兼出演ベンアフレックで、マットデイモンが主役です。
今回の映画のテーマであるナイキのマーケティング手法は私が学生時代のマーケティングの授業でも教授がNIKEの選択と集中投資の手法を絶賛されていたのを覚えております。
1980年代のNIKEはランニングシューズではヒットしはじめていたのですが、当時のバスケットボール市場ではコンバースがシェア50%、アディダスが30%、NIKEが13%でまだまだシェアもなく、バスケットボールシューズ自体がプレイ中にしかはかれず、当時は日常生活ではバスケットボールシューズを履かない時代でした。
そういった理由でNIKEもその限定された市場で頑張っていくのかどうかの帰路にたたされていく中で、誰もやったことがないような戦略をたて、バスケットボール市場だけでなく、今のようなNIKEといえばみんなが憧れる企業になっていくという内容です。
アメリカは世界を代表する企業が次々とでてきますが、その理由が少しわかった気になれました。
NIKEの創業者のフィル・ナイトをベンアフレックが演じているのですが、紫のポルシェを乗り回し、個性的でクセが強く、最初のうちは全く能力的な凄さを感じず、ダメCEO感プンプンで、なんでこんな人が世界的な企業を創業できたのかと思っていましたが…
車やデスクコンピューターも当時のものを使っていて懐かしく、それだけでも楽しかったです。
映画を見終わったあと、昔買ったNIKEのエアジョーダン6を下駄箱から探しだしました。
またこれから履いてみたくなりました。
営業部AIR HD